2026年牡羊座新月ー熱中が次の場所に連れて行ってくれる
こんにちは!かとうです。
最近塩味のおかきにハマっていてかなり頻繁に食べております。もともと好んで買うお菓子は甘いものよりポテチやかっぱえびせん等のしょっぱいもの派だったんですが、おかきがしみじみおいしく感じる年頃になったのだなと、そのことにもしみじみしてしまう今日この頃です(TMI※)。※TMIとはToo Much Informationの略で、もともと英語圏では「そこまで詳しく話されると引く」という感じの「本気で余計な情報」みたいな意味なのですが、近年K-popアイドルのコンテンツ等で使われるときは「余談ですが」みたいな意味で使われています。今回私は「余談ですが」のほうで使いました(この補足もさらなるTMIですね…)。
先日、鏡リュウジさんの主宰される東京アストロロジースクールの受講生の方が参加できるカイロス・ロッジにて「グリーフケアと占星術」をテーマにお話させていただきました。翻訳本「悲嘆に寄り添う占星術」の出版をきっかけにいただいた機会で、大変緊張しましたが、鏡先生に話の相槌や補足をしていただき(←何とも贅沢な話ですが…)、楽しく話すことができました。
その際、こういった趣旨の論文を紹介しました。「グリーフからの回復にはただの『感情表出』ではなく『できごとの意味づけ・再解釈 (リフレーミング)』を行うことが回復への助けとなる。死別は残された人の自己物語や世界理解を壊しやすく、そのとき『この喪失をどう自分の人生の中に位置づけるのか』をめぐる意味探しが起きる。意味を見出せないことが複雑性悲嘆の強さと結びつくため、適応のためには意味づけや再解釈が重要となる(Neimeyer 2011)」
占星術は、ホロスコープというかたちで自他やできごとを客体化して受け取りなおす、語りなおすことのできるツールです。グリーフを伴うできごとに見舞われたとき、あまりの衝撃に自分がどう感じ考えているのかを直視するのが難しくなることがあります。でも、半年ほどたって気持ちが少し落ち着いてきたときに、占星術がグリーフを抱える心に寄り添う一助となるのはこういうわけなのだなと再確認した次第です。
1.牡羊座新月のホロスコープ解釈
2.占星術雑感ー一人の暴挙が引き起こす断絶と連帯
3.鑑定のお知らせ
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1.牡羊座新月のホロスコープ解釈
2026年4月17日20:51ごろ牡羊座で新月が起こりました。

2026年牡羊座新月の天体配置の特徴
牡羊座で太陽と月が重なっています。今回の新月では、(度数が若い順に)海王星、水星、火星、土星、月、太陽と牡羊座になんと6つも天体が集まるというなかなかない配置となっています。太陽と月の近くには、小惑星のカイロンがぴったりと寄り添っています。
牡羊座では海王星、水星、火星、土星が5度以内に密集しています。その中でも水星と海王星、火星と土星はかなりぴったり重なっています。東京起点のホロスコープで見ると4ハウスと5ハウスにかけて天体が密集しています。
読み取れること①良い意味で思い込みで動けるとき
今回の新月は、牡羊座に天体が集中していることで、行動を強力に促す配置となっています。ピンと来たことについて、あれこれ考えずに「とりあえずやってみよう」と思えるときです。以前に途中であきらめてしまったことや、行動を起こす決心がつかなかったことも、このタイミングで「もう一度やってみよう」「やってみてから考えよう」と思えそう。「それって思い込みでは?」「軽率では?」と感じる場合は、信用できる人に相談してみましょう。的確なアドバイスをくれるはず。
読み取れること②熱中が次の場所に連れて行ってくれる
とはいえ、「やってみよう」と言っても別にこれといって思い当たることがない、という方もいらっしゃると思います。その場合は、とにかく今ハマっていることにとことん熱中してみるのがおすすめ。やっていて楽しい、何となくテンションが上がる、ということももちろんOKです。「意味がない」「無駄な時間」…そんなふうに考えるのはやめて、ただただ楽しんでみましょう。熱中しているときの迷いのなさが進むべき次の場所への扉を開けてくれるのです。
熱中のきっかけとして、エネルギーをギュッと集中できることをするのも大変おすすめです。読書や映画・ライブ鑑賞、観劇、スポーツやダンス、歌を歌う、ハンドクラフトなど、注意力を一つのことに向けるアクティビティをすることで、活力が湧いてくるのを感じられるはずです。
読み取れること③価値観の揺らぎがちなとき。売り言葉に買い言葉に注意
この新月付近は、全体的にものごとの勢いが増す一方、既成概念が揺らぐことで気持ちも揺らぎやすくなる可能性があります。4ハウスは社会通念的な、多くの人がこれまでの積み重ねにより自然に身につけている暗黙的な共通認識も表します。今回の新月では、そこに海王星(壮大なビジョン/あいまい化/欺瞞)、水星(知性/コミュニケーション)、火星(行動力/攻撃的なエネルギー)、土星(秩序/抑圧)とそれぞれ性質の異なる天体が同居しています。
そのため、皆で当たり前に共有していると思っていた考え方が実はそうでもなかったことが分かったり、目からうろこの発見や衝撃的な気づきがあったりということがありそうです。4ハウスということで考えると、特に家族や育ってきた環境、国に対する共通認識や価値観について価値観が揺さぶられるようなことがあるかもしれません。
長い時間をかけて環境の中から学び取り、当たり前のように受け入れていた根本的な価値観が揺らぐとなると、感情も揺れ動きがちになります。考えや気持ちが変化するときは何気にかなり消耗するので、よく寝ることも大事なときです。
また、天体配置的に言葉の勢いも強くなるので良くも悪くも議論が活発になりやすいですが、相手の言葉に反射的に反応してしまうと、あとあと悔いを残すかも。考えを言葉にするときは一呼吸置くのが良いかもしれませんね。
2.占星術雑感ー一人の暴挙が引き起こす断絶と連帯
牡羊座新月の今日、興味深いニュースを見かけました。
イギリス国教会のムラリー・カンタベリー大主教がイランへの攻撃に反対したことでトランプ大統領から非難されているローマ教皇レオ14世に対し、連帯と支持を表明したというニュースです。
イギリス国教会は16世紀のイングランド国王ヘンリー8世が(離婚したくて)カトリック教会から分離して設立したキリスト教会です。1966年に当時の大主教と教皇が会談を行うまで、およそ400年にわたって断絶していました。以降、たびたび神学対話が行われるものの、女性の司祭・主教への叙任に対する考え方の違いや、同性婚や性倫理をめぐる立場の違いによって完全な和解には至っていません。
それでも今回、アメリカのイラン攻撃に反対する教皇レオ14世に賛同し、支持を表明しました。
このニュースを見てイギリス国教会が成立したころの星回りが気になり、ヘンリー8世が首長法を制定したとされる1534年11月3日のホロスコープを作ってみたのですが…

お分かりいただけただろうか
このころ、海王星が牡羊座の初期度数(1度)に、冥王星が水瓶座の初期度数(3度)にあり、セクスタイルを形成しているんですね。
今は海王星が牡羊座の3度、冥王星が水瓶座の6度あたりにいるので、今の方が度数的には進行していますが、だいたい似たような配置となります。どうも約490年おきに同じ感じの配置になるようです。
前回は一人の国王の独断により教会に断裂が起きたのに対し、今回は一人の大統領の暴挙により断裂していた2つの教会が連帯しようとしているのが興味深いと感じます。
3.鑑定のお知らせ
5月のセッション可能な日時は現在以下の通りです。お申込みの際には、備考欄に下記からご都合の良い日程を2つほど挙げていただけるとありがたいです。
5月第1週 5月 1日(金)20:00~
5月第2週 5月 8日(金)20:00~
5月第3週 5月11日(月)10:00~/14:00~/20:00~
5月14日(木)14:00~/20:00~
5月15日(金)20:00~
5月第4週 5月20日(水)14:00~/20:00~
5月22日(金)20:00~
5月第5週 5月25日(月)10:00~/14:00~/20:00~
5月27日(水)14:00~/20:00~
5月29日(金)20:00~
上記以外の日程(土日、日中、夕方等)もご希望に応じて調整いたしますので、お気軽にご希望の日程をご記入ください。また、上記日程の時間を30分ずらしてスタートしてほしい等のご希望もお気軽にお伝えください。
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翻訳書「悲嘆(グリーフ)に寄り添う占星術 出生図と事例で読み解く、喪失後の人生の歩み方」(ダレリン・ガンズバーク著 太玄社)販売中です。

太玄社さまのHPはこちら↓
https://www.naturalspirit.co.jp/news/n63469.html
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「<占星術雑感>天文暦をスーパーシンプルに眺めてみた結果、我々は世界の変動期にいることを再確認した」←2026年が占星術的に見ても変動期であるというお話。有料記事ですが無料で読めます。
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