2025年乙女座新月ー落ち着いて具体化を
こんばんは!かとうです。
2週間前の獅子座新月(8月9日)の前後、Chat GPTのモデルチェンジが話題になっていましたね。通称「チャッピー」の名で親しまれていた、調子の良い営業マンみたいなにくめないキャラの4o、文系の理屈っぽい人という雰囲気で個人的には親近感ありな3o、淡々とフットワーク軽く仕事をこなしてくれる感じの良いエンジニアみたいなo4-miniなどモデルによって個性が分かれていたChat GPTですが、全て5に統一されました(5も一応Thinking、Instant、Proなど得意分野ごとに分かれてはいるようです)。
個人的には、使い始めはチャッピーのハイテンションさも面白いなと思ったのですがすぐに飽きてしまい()、癖つよの3oや癖のないo4-miniを用途や気分によって使い分けていたので、アップデートで選択肢が常にプレーンな5のみになったことにより、使う喜びや楽しみは減った感じはします。また、開発側の意図がどれだけあったかは分かりませんが、様々なモデルは、AIもときには間違うし嘘も言うという未だ完ぺきではない能力を個性や愛嬌で補うことには大いに寄与していただろうとも思います。
ただ、本来「ツール」として使うなら、個性というか人格めいたものを感じない設計の方が安定的に使い続けられるわけで、「ツール以上」の存在として人を必要以上に精神的に依存させるようなモデルを排除し、プレーンな「ただのツール」として方向転換していく意図がうかがえるOpen AI社の方針は良心的だなと個人的には感じました。
(それにしても何度見ても旧モデルたちの名前の紛らわしさがすごい。4oとo4が併存していることに本気で何度でも驚きました。自分は化粧品などでも品番ではなく”サンセット何やら”みたいな通り名がついているものでないと全く覚えられないタチなので、Chat GPTのこの紛らわしすぎる名づけには混乱もしたけど逆にちょっと興奮もしました)。
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今回の目次はこちらです。
1.2025年乙女座新月の天体配置の特徴
2.2025年水瓶座満月期(8月9日~8月22日)のレビュー
3.鑑定のお知らせ
1.2025年乙女座新月の天体配置の特徴

Signatureで作成
2025年乙女座新月の配置の特徴
今年は乙女座で新月が2回起こります。今回は1回目で、2回目の新月(9月22日)は日食を伴います。今回の新月は乙女座が始まったばかりの1度(数え)で起こり、2週間後の魚座満月(月食)をはさみ、約1カ月後の2回目の新月(日食)は最終度数で起こります。月食・日食が起こることもあり、ここから半年ほどは乙女座ー魚座的なテーマ(分析ー統合、整理ー包摂、秩序ーカオス、自律ー共生等々)が浮上しやすい期間に入っていきます。
乙女座で太陽と月がぴったりと重なり、この2天体が双子座の天王星とこれまたかなりぴったりとしたスクエアを形成しています。また、乙女座の太陽・月は水瓶座の冥王星、牡羊座の土星・海王星とも角度を取っていて、YOD(神の指)と呼ばれるアスペクトを形成しています。
土星以遠の4つの天体が新月に絡むダイナミックな配置です。乙女座は柔軟宮なので、勢いよく何かものごとが進むという感じには表れないかもしれません。ただ、落としどころが見つからなかったことについてはすんなり決着がつく、といったことはありそうです。
読み取れること①具体化が捗るとき
この新月は、さまざまな天体との関わりが強く、これまで自分で何とかしようと孤軍奮闘していたことにも良い追い風が期待できるとき。悩みに具体的な解決策が見つかったり、計画の具体化が捗ったりしそうなときです。
今まで何をどう考えたらいいのやら、と考えあぐねていたことにも他の人の様子を見て踏ん切りがついたり、誰かのひょんな言葉や行動から「これはこうすれば良いのか」と進める糸口が見つかったりするかもしれません。
ただ、この新月付近で考えが整理されたとしても、その後の月食(9月8日)、日食(9月22日)のタイミングで更なる見直しと微調整が行われる予感。この新月付近は、動きだせる糸口の見つかる期間であり、スモールステップで何か試してみるのにはおすすめ。その後1か月ほどでしっかり方針が固まっていくと考えておくと良さそうです。
読み取れること②若干の巻き込まれ感あり
この新月はさまざまな天体との関わりが強いだけに、自分の構想を実現するための予想外の追い風も期待できますが、ひょんなところから何かお役を引き受けることになったり、想定していなかったかたちで何かのプロジェクトに関わることになったり…と、他の人のために力を貸すことになる展開もありえるとき。
軽い気持ちで聞いていても、実際は作業量としてかなり重い話を引き受けることになるかもしれないので吟味が必要です。もし気が進まなければ早めにきっぱり断るのもあり。できないことは「できない」と言うのも大事なときです。いきなり断りづらかったら、2週間後の月食付近にお断りするのも一つの手です。
読み取れること③継承するもの、しないものの腑分けを行うとき
8ハウスの新月が1ハウスの冥王星、3ハウスの土星・海王星と角度を取り、YOD(神の指)と呼ばれるアスペクトが形成されています。
このタイミングでごきょうだいも関わるような相続や家系のテーマが浮上してくるかもしれません。蟹座の金星と木星が7ハウスに滞在しています。人の関わりにおいては違いを強調するよりは共通点を見いだしていったほうが良い流れがやってきそうです。
また、親や先祖など家系の先達から何を受け継ぎ、何を受け継がないかを考えるのにも良いときです。私たちは親を含む先祖から、彼ら独自の性質だけでなく、時代によって発揮せざるを得なかった性質などさまざまなものを受け継ぎ、学び、自分のものとしています。この新月と2週間後の月食は、それら生まれ育った環境や周囲の要請から身につけた、自他が混然一体となった性質を腑分けするのに適したときです。本来の自分として無理なくしっくりくる考え方を今後も必要なものとして取っておき、人に期待されて、あるいは周りに合わせて身に着けたものを不要なものとして手放す作業をするきっかけが訪れるかもしれません。
特に「人の役に立って価値を証明しなければならない」「自分を犠牲にしてでも人のために動かなければならない」というような思考パターンが心の根底にあるなら、手放すことができるときです。
2.2025年水瓶座満月期(8月9日~8月22日)のレビュー
水瓶座満月(8月9日)の配置についてこんな感じで書きました。「トランスサタニアン含むそれぞれの天体が緊密に手を取り合い、諸々の勢いを増す配置です。国内外で大きな決定や変化が起こる可能性もありそうです。」
その手前の獅子座新月(7月25日)も「天体同士がホットサインの初期度数に集まり複合アスペクトを形成しています。よってものごとの動きに変化が生じやすい時期」だったと思います。
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世界のナベアツさんのネタ(3のときだけアホになる)並みにイスラエルのやることに関してだけやたらと大目に見てしまう傾向にあったヨーロッパ諸国ですが、今年の7月以降、イスラエルの目に余る行為へ非難の勢いを強めています。
パレスチナ承認続々「津波のよう」…カナダも表明、イスラエル国内「外交的な失敗」の評価(8月1日付の記事)
https://www.yomiuri.co.jp/world/20250801-OYT1T50025/
オーストラリア、9月にパレスチナ国家を承認へ(8月11日のニュース)https://www.bbc.com/japanese/articles/cm2112m1j0yo
ガザ市の飢饉は「人類の失敗」と国連事務総長、専門機関が最高レベルの危機を報告(8月22日のニュース)
https://www.bbc.com/japanese/articles/c8jpv1n7de2o
ヨーロッパとアラブの国々ではイスラエルを非難しパレスチナを国家として承認する流れが大勢となりつつありますが、アメリカはあくまでイスラエルを婉曲的に支持する立場を崩さないようです。
米政府 ICC判事らに制裁 イスラエル首相への戦争犯罪の逮捕状発行などで 「国家安全保障の脅威」と主張(8月20日のニュース)
https://news.yahoo.co.jp/articles/0cf022aa9756d198977ffecc60c371932bb5c957
結果的にここ2週間は欧州、中東諸国とアメリカとの旗色の違いが鮮明になる期間だったのではと思います。
一方、日本にとって8月は2回の原爆が落とされ、終戦に至った重要な月です。
個人的には平和祈念式典での広島県の湯﨑英彦知事の「このような世の中だからこそ、核抑止が益々重要だと声高に叫ぶ人達がいます。しかし本当にそうなのでしょうか。(中略)なぜなら、抑止とは、あくまで頭の中で構成された概念又は心理、つまりフィクションであり、万有引力の法則のような普遍の物理的真理ではないからです。(中略)もし核による抑止が、歴史が証明するようにいつか破られて核戦争になれば、人類も地球も再生不能な惨禍に見舞われます。概念としての国家は守るが、国土も国民も復興不能な結末が有りうる安全保障に、どんな意味があるのでしょう。」と、「核抑止とはフィクション」と看破するスピーチが大変印象的でした。
【全文掲載】被爆80年 広島平和記念式典 広島県の湯崎知事があいさつ 「国守りて山河なし。 核戦争になれば、人類も地球も再生不能な惨禍に見舞われる」
https://newsdig.tbs.co.jp/articles/-/2091331?display=1
また、首相の80年談話発表をめぐる経緯を印象深く思いました。
今年は戦後80年として、これまでの流れで行くと代々の首相が戦後50年、60年など節目の年に発表してきた談話を石破首相が発表するのが自然に思えるタイミングでしたが、党内のあれこれにより見送られたという話です。
なぜ見送り?石破総理「戦後80年談話」 要因の一つは自民党内からの反発“安倍総理(当時)の70年談話を上書きするのではとの懸念” あす(15日)終戦の日
https://newsdig.tbs.co.jp/articles/withbloomberg/2109428?display=1&utm_source=chatgpt.com
たかが談話に何をそんなに怯えることが…などと思ってしまいますが、言葉の持つ「たかが」とはいえない影響力をよくよく知り、脅威に感じているのが政治家なのだろうと、言葉の力の大きさを改めて感じる8月となりました。
3.鑑定のお知らせ
西洋占星術の鑑定を承っております。
8、9月のセッション可能な日時は以下の通りです。お申込みの際には、備考欄に下記からご都合の良い日程を2つほど挙げていただけるとありがたいです。
8月
第4週 8月28日(木)20:30~
第5週 8月31日(月)13:30~
9月
第1週 9月1日(月) 13:30~/20:30
9月4日(木) 13:30~/20:30~
9月5日(金) 10:00~
第2週 9月8日(月) 10:00~/13:30~/20:30~
9月11日(木) 13:30~/20:30~
9月12日(金)10:00~/13:30~/20:30~
第3週 9月18日(木) 20:30~
9月19日(金)10:00~/13:30~/20:30~
第4週 9月26日(金)10:00~/13:30~/20:30~
上記以外の日程(土日、夕方、夜間等)もご希望に応じて調整させていただきますので、お気軽にご希望の日程をご記入ください。また、上記日程の時間を30分ずらしてスタートしてほしい等のご希望もお気軽にお伝えください。
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「<セルフワークシート>食のサイクルで人生を振り返り、6つのモードの傾向と対策を知る」noteにて販売中です。
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