2025年山羊座満月ー肩の荷を下ろしてみよう

山羊座満月のホロスコープ解釈など

かとうふみえ 2025.07.11

こんにちは！かとうです。昨日は関東ですごい大雨が降りましたね。関東にお住まいの皆さまは大丈夫でしたか？

しかし今年も本当に暑いですね。5月ごろは昨年、一昨年よりも涼しく過ごしやすかったのでこのまま涼しいと良いな…とか思ってたんですが、今年も全然暑い夏がやってきてちょっとしょんぼりしています。

でも、ちょうど双子座の新月の前あたりから、何年かかけて取り組んできた件が着実に進んでいるのを感じられてうれしい日々です。いずれ皆さまにも報告できるかと思います。無事報告できるように作業をがんばります！

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今回の目次はこちらです。

１．2025年山羊座満月の天体配置の特徴
２．2025年蟹座新月期（6月25日～7月10日）のレビュー
３．2025年山羊座満月のジャーナリング
4．ぐらさんに聞く！AIスペース第3弾のお知らせ
5．鑑定のお知らせ

2025年山羊座満月の配置の特徴

今回の満月は、全体的に緊密なメジャーアスペクトがとても少なく、天体がそれぞればらばらの場所で好きにしながら待機しているような雰囲気の配置です。マイナーアスペクトのクインタイルが3つほどあり（土星と月、海王星と月、天王星と水星でクインタイルを形成）遊び心のあるアイディアが湧きやすい時期であることを示唆します。

獅子座水星には1つもメジャーアスペクトがなく、ノーアスペクトの状態です。乙女座火星も月とオーブ5度以上のトラインしかないので、今回はノーアスペクトと考えます。どんな自分を表現していきたいか、具体的にどう動くかについて、制約を外して思いを巡らせるのに良さそうな配置です。

東京起点のホロスコープでは、水瓶座の冥王星がディセンダントにぴったり重なります。
マンデン的に読むと、外交関係で他国から揺さぶりがかかる、関係が大きく変わると読めます。
それだけでなく、獅子座のアセンダント、双子座の天王星、牡羊座の土星・海王星、水瓶座の冥王星・ディセンダントでクレイドルが形成されています。トランスサタニアン（天王星・海王星・冥王星）のかたちづくる小三角に日本（東京）での今回の満月チャートのアセンダント軸が巻き込まれている感じに見えるのがちょっと気になります。

この満月から9日後に参院選が行われます。この結果によって、今日本がどんな状況なのか、諸外国にも明らかになることを指しているようです。

読み取れること①必要以上の責任感を手放して仕切り直せるとき
東京起点のホロスコープでは、山羊座の月が6ハウス、蟹座の太陽が12ハウスに位置します。6ハウスで起こる山羊座満月は、背負いこみすぎていた責任感や役割意識を手放す助けとなりそうです。

仕事でもプライベートでも「自分がもっとがんばらないと」「自分のせいで〇〇なことになってしまっている」と感じて心理的な負荷がかかっていることがあるなら、本当にそこまであなたが責任を負う必要があるのか、一度考えてみても良いと思います。

もしかしたら、実はあなたに割り振られている仕事の量が多すぎるのかもしれないし、シンプルにあなた一人でどうにかできる範囲を超えているのかもしれません。あるいは、今しんどいけどその後の見通し的にがんばる価値がありそうなのかもしれません。自分にとって、現状や立場に応じた適切なタスク量や責任の範囲を客観的に眺めることのできるときです。

読み取れること②キラッと光るアイディアを暮らしに取り込めそう
この満月付近は、日々繰り返し行う作業や習慣を普段とは違う視点で見ることのできるときです。仕事で行う作業や収納や家事の仕方、食事など暮らしのさまざまなことー特に「すごく困ってはないけどもうちょっとどうにかなるんじゃないかな」と思っていたことーについて、ふと目にしたニュースや本、ひょんなことから知った他の人のやり方が大いに参考になりそうなときです。

自分自身でも今まで思いつかなかったアイディアが湧いてきたりと、創造的に問題解決に取り組むことができそうです。

読み取れること③つかず離れずのコミュニケーションを
もしかしたらこの時期、意志疎通がうまくいかなかったり、言いたいことが相手にしっかり伝わっていない感じがしたり、いろいろと考えてやっていることが自分の独り相撲だと感じてしまったりと、対人コミュニケーションにおいてストレスを感じることがあるかもしれません。

そんなときは、一旦相手との関係について考えるのをやめて、自分自身の好きなことや時間をかけたいことに集中するのが良いでしょう。この時期、マイペースな人はよりマイペースに、ゴーイングマイウェイな人はよりゴーイングマイウェイになる可能性が高いです。なので、相手のことを気にせずに自分も好きなことをするモードに切り替えたほうが、ストレスが少なく済みそうです。

話し合いをするときは、お互いの違いを楽しむことに意識を向けると楽に過ごすことができそうです。

先回の蟹座新月のメルマガでこう書きました。”蟹座で太陽と月が重なり、そこにぴったりと木星が重なっています。木星はものごとを良いものも悪いものもどんどん拡大する星です。蟹座の「思いを道しるべに動いてみる」「身内思い」「良いものを取り入れる」性質が増幅していく配置です。

今回の新月の配置は結構複雑で、YOD（150度、150度、60度のアスペクトで形成される、見た目的には細長い二等辺三角形の複合アスペクト。神の指と呼ばれ、「そうせざるを得ない」流れがやってくるような、ある種宿命的な配置とされる）が3つも作られています。

（中略）これまでの役割意識、所属意識、コミュニケーションの取り方を見直す契機が訪れ、変化へと強力に後押しされるタイミングとなりそうです。”

また、読み取れることのところでは”バタフライエフェクトの起きやすいとき””一つの小さな動きが大きなうねりにつながりやすいとき”とも書きました。

この配置を見て、パッと思いつくのが今まさに行われている参院選の選挙運動です。「日本人ファースト」とかなり危うい主張を掲げる政党が相当な勢いで影響力を広げているように見えます。

蟹座に滞在する木星によって国の内外を問わずさらに排外主義が勢いを強めることが懸念されますが、自分は属性による選別は誰も幸せにしないのではないかと考えています。