2025年射手座満月ーどんな経験を自分に残すか

射手座満月のホロスコープ解釈、ジャーナリングなど

かとうふみえ 2025.06.13

こんにちはー！かとうです。随分遅くなってしまいましたが、射手座満月のメルマガをお届けします。

今週は同居している義理の両親と夫が立て続けに新型コロナウィルスにかかり、それによって予定も色々と動き、変動的な週となっています。百日ぜきが全国的にはやっていると聞きますし、（少なくとも熊本では）またコロナがはやっている可能性もあるので、用心が必要ですね。うがい手洗いを継続したほうが良さそうです。個人的には久々にマスクをして過ごし、最近のマスクはおしゃれになってるんだな…としみじみ思いました（呑気）。

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先週、超熟成（なかなか出せずに寝かせていたの意）記事をようやくnoteに投稿しました。有料記事の体裁になっていますが、全文無料で読めますのでぜひお読みください。
＜占星術雑感＞天文暦をスーパーシンプルに眺めてみた結果、我々は世界の変動期にいることを再確認した

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今回の目次はこちらです。

１．射手座満月のホロスコープ解釈
２．2025年双子座新月期（5月27日～6月10日）のレビュー
３．2025年射手座満月のジャーナリング
４．鑑定等のお知らせ

2025年6月11日16:43ごろに射手座で満月が起こりました。

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2025年双子座新月の配置の特徴
今回の満月は全体的にハードアスペクトが目立つ配置です。双子座の太陽と射手座の月が向かい合ってオポジションを形成しています（満月はいつもオポジション）。

牡羊座の初期度数に天体が2つ（海王星、土星）と蟹座の初期度数に天体が2つ（木星、水星）あり、スクエアを形成しています。

不動宮にも天体が4つあり、牡牛座の天王星と獅子座の火星、水瓶座の冥王星と牡牛座の金星がそれぞれスクエアを形成しています。天王星と火星のスクエアは爆発的なエネルギーを及ぼし、冥王星と金星のスクエアは金融面での波乱の可能性を暗示します。

双子座の太陽と射手座の月は月のノード軸（ドラゴンヘッド・ドラゴンテイル）とベンズ（ノード軸に対して90度）の配置となっていて、魚座のドラゴンヘッドに対して射手座の月はサウスベンディング、双子座の太陽はノースベンディングの位置にあります。射手座的な放出・デトックス＝ジャーナリング、旅行、運動と双子座的な吸収・インプット＝読書、コミュニケーション、散歩をすることで、新たな良いご縁がつながったり、望ましい展開が起こりやすかったりするときです。

読み取れること①どんな経験を自分に残したいか考える機会に
射手座の月は2ハウスにあります。2ハウスは有形無形の資産を表す場所です。知識や経験など、得たことで蓄積されるもの、活用できるものも資産であり、やったこと、経験したことが血肉にとなってその人のことを形作っていくと考えられます。2ハウスで起こる射手座の満月は、これまでを振り返り、今後もしたい経験と「もうしなくて良い」という経験を選別すること、今後の展望を希望をもって描くことに適しています。

なので、この満月はどんな経験を自分に残していきたいか？この人生の中で、どんな経験をもっとしていきたいか？まだやったことはないけどやってみたいことは何か？逆にもうしなくていいという経験は？という視点で改めて考えてみるのに良い機会だと思います。今回の満月のジャーナリングもそういう観点で作ってみました。

読み取れること③行動に移す前にいろんな人と話してみよう
牡羊座の海王星・土星と蟹座の木星・水星で作られる活動宮のスクエアは、勇み足になりやすく、良くも悪くも勢いよく見切り発車できることもあり得るし、勢いで始めたは良いもののすぐにグダグダになることも考えられる配置です。ただ、いつもなら言うのを控えるような素直な気持ちや心の柔らかい機微を話す力の生まれる配置でもあります。

このタイミングで何かを自分一人で始めようとするよりは、誰かに意見を聞いてみたり、情報交換してみるほうが結果的に良さそうなときです。行動に移す前に、いろんな人と話してみましょう。身近な人に自分のやりたいことや気になっていることを素直に話してみるのもおすすめです。

読み取れること③詐欺案件に注意
水瓶座の冥王星と牡牛座の金星がスクエアを取っています。冥王星と金星のハードアスペクトは、人間関係や金銭面での波乱を示唆します。予期せぬできごとによってお金の出入りが激しくなるかもしれないときです。また、他に勢いが増すような天体配置もあるため、ふとした拍子に詐欺に引っかかりやすくなる可能性もあります。出所不明のメールやSMS、SNSのメッセージ内のリンクを踏まないように気をつけましょう。また、買いものするときもいつもよりちょっと慎重に検討するほうが良さそうです。この機にパスワードの再設定や2段階認証をしておくのも良いですね。

双子座新月の配置の特徴の一つに水瓶座の冥王星、牡羊座の土星・海王星、双子座の水星での小三角の形成がありました。「マンデン的には交渉事があまりうまくいかず泥仕合的な消耗をする気配があり（略）」と書きました。

ロシアとウクライナが直接協議、またも停戦で合意できず　捕虜交換には同意
https://www.bbc.com/japanese/articles/cpqexdrx47lo

この満月の天体配置を見てもやはりまだ話し合いが順調に進む感じはあまりないのですが、それでも停戦の話し合いが少しでも前に進むと良いと思います。

そして、「牡羊座には移動してきたばかりの土星と海王星、そして金星が滞在していて、牡羊座要素が強めでもあります。12サインの始まりであり勢いよくものごとを動かす牡羊座の、そのまた始まりの度数付近に土星と海王星が位置しています。先進的な、あるいはこれまでになかったエポックメイキングなできごとが予想外のかたちで起こりやすいときです。私たち個人にとっては新鮮にものごとをとらえることのできるタイミングでもあります。」と書きましたが、「これまでになかった」がよろしくない意味で発現しているアメリカの暴動のニュースも気になりました。

米ロサンゼルスで住民と移民当局が衝突大規模摘発に反発
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20250608/k10014829031000.html

毎回アメリカのことを書いている気もするけど、アメリカの動向は世界情勢にストレートに影響を及ぼすので注目せざるを得ないです。アメリカの独立記念日は7月4日なので、アメリカは蟹座の国です。また、トランプ大統領は出生図に蟹座に3つ天体（水星、土星、金星）を持っています。6月10日に蟹座に木星が入ったことにより、全世界的にナショナリズムが勢いを増すことが考えられますが、この木星の動きは他の国と比べても蟹座に縁の深いアメリカへ影響が強そうです。木星の良いものも悪いものも増幅させる性質がどうアメリカに作用するのか、引き続き注目していきたいです。

今回もジャーナリングシートを作りましたので、よろしければやってみてくださいね。