2024年射手座新月ー夢への補助線を描く

食のサイクルで人生を振り返るワークシート準備中です/射手座新月のホロスコープ解釈
かとうふみえ 2024.12.01
誰でも

こんにちは!かとうです。もう12月なんですね!光陰矢の如し!

最近、食のサイクルで人生を振り返るワークシートを12月の初めにnoteで販売しようと準備しています。日食・月食が起こるサインは1年半ぐらいおきに変わり、同じサインで日食・月食が起きる期間は大体9年おきぐらいに回ってきます。そのサイクルを利用して人生を振り返り、これまでの傾向と今後の対策を考えてみようというワークシートです。

以前、noteで牡牛座ー蠍座と牡羊座ー天秤座での日食・月食に関してはワークシートを出していますが、今回はすべてのサイン分+傾向と対策を考えるシートで販売予定です。

この振り返り、結構面白いです。占星術の知識がなくてもワークできるようになっています。また改めてお知らせしますね。

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12月1日15:19頃射手座で新月を迎えました。

今回の射手座新月の配置の特徴

東京起点のホロスコープでは、射手座の太陽と月が7ハウスで重なり、11ハウスにある魚座の土星とスクエア(90度)を形成しています。また、牡牛座の天王星はアセンダントと合で、太陽と月とクインデチレ(165度)となっています。

いずれも逆行中の2ハウスにある双子座の木星と8ハウスにある射手座の水星がオポジションとなっています。アイディアをふくらませるのに適した配置です。

オーブは広くなってきたものの、冥王星と火星はオポジションを取っており、MCと冥王星が合、ICと火星が合となっているのは、マンデン的にはややきな臭い感じがしますね。冥王星と火星のオポジションは年末から年明けにかけてと、来年の4月にも表れるアスペクトです。

また、アセンダントとMCのミッドポイントに海王星、木星と土星のミッドポイントに冥王星が位置しています。落としどころがまだはっきりしないけど、一旦決めなければいけないことがある、みたいな配置ですね。

読み取れること①夢の実現へ向けて具体的に動けるとき

今回の新月は、太陽、月と土星の関係的にはふくらみかけた夢がしぼむ可能性がありますが、そこに天王星がまた全然違う刺激を太陽と月に持ち込んでいるため、むしろ実現に向けて具体的な計画を立てやすくなる配置なのではと思います。

例えば、ふと「イタリアに行きたいなー」と思ったとします。そのあとに「いやいや、しばらくまとまった時間も取れないし、お金もないし、イタリア語全然分かんないし英語も話せないし、そもそもパスポートの期限切れてるしな…」…以上終わり、みたいな感じで、ふくらみかけた夢に悲観的な思考が入ってしぼんでしまう、というよりは「本当に行くとして、行くならイタリアのどこ?ガイドブックで調べよう。いつ頃なら行けるかな?スケジュール的に無理がなさそうなのは5月。予算はいくら見ておけばいいんだろう。飛行機代が〇〇でホテル代は〇〇ぐらいだから大体これぐらいで、そのためにどうやってお金貯めようか…」みたいな感じで、ふくらみかけた夢を現実にするためにぐいぐい具体化していく感じの配置だと感じます。

どうせなら、思い描いた夢を具体化していきたいものですね!人に話してみることで、より具体化しやすいときでもあるので、ぜひ心の中にしまっていた夢や願望を誰かに話してみたらいかがでしょうか。

読み取れること②前向きに現実に向き合いつつ、バケットリストを作ろう

今回の新月の配置の特徴は、良くも悪くも夢や願望に対して現実的な目線が入ってくるところです。でも、けして悲観的になるのではなく、「こうなりたい」「これをしたい」というふわっとした願いに対し、「でも現状はこうだよね」と現実を突きつけつつ、「現状も理解したところで、実現するには何から始めようか」というところまで思考が向かいやすい配置です。そのため、お金の使い方や時間の使い方について現状と今後の見通し、それをふまえて見直すべき点を把握するのには良いタイミングだと思います。

そして、現実を直視しつつ、さらに叶えたいことをたくさん考えるのに適したタイミングだと思います。バケットリスト=生きているうちにしたいことには、100このしたいことを書くと良いと言われますが、それぐらいのボリュームでしたいことを考えてみるのも良さそうです。もし時間があれば、1週間以内ぐらいに書き出してみるのもおすすめです。

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追記:

昨日(11月28日)、オーストラリア議会で16歳以下のSNS使用を禁止する法案が可決されたというニュースを見ました。

この法案で面白いと思ったのが、子どもや保護者への罰云々ではなく、「SNSの運営会社に16歳未満の子どもが利用できないような措置を講じることを義務づけるもの」であり、違反した場合は最大約49億円の罰金が科されるという点です。

何となくですが、日本ではそういう落としどころにはならないような気がするのですごいなと思いました。個人的な印象ですが、日本では、既存のシステムの透明化というか、もうすでにあるシステムは変えられない前提で議論が起こることのが多い気がします。SNSで未成年者が何かトラブルに巻き込まれた場合でも、加害者への非難と同じぐらい使った本人や保護者への責任を問う声が上がる、でもSNSを提供している側の責任を問う人は少ないという印象です。

でも、何かトラブルが起こったときに(加害者の責任はどんな場合でも当然あるとして)使用した未成年者や保護者に責任があるとするのではなく、そもそもSNSを提供する側に責任を問い、罰を科すのならば、確かにそちらのほうが問題の元を断つことにつながるので合理的です。

ただ、身近に理解し合える友達や居場所を見つけられない子どもが、SNSでなら理解者や居場所を見つけられる、SNSが確かな心の居場所になっている、SNSで遠方の子と友達になるなど、これまでできなかったような友達づきあいが可能になる、というケースもあると思うので、禁止にしたとして、そういった子どもたちにどのように代わりの居場所を提供するのだろう…とも思います。

オーストラリアでの子どものSNS利用禁止法案の可決に関するNHKのHPです☟。オーストラリアだけでなく、他国での取組みについても紹介されており、禁止への懸念を示す側からの意見もまとめられていて、わかりやすかったです。

占星術的に考えると「長い目で見たメリット・デメリットを勘案しての判断」「行き過ぎた便利さへの見直し」「そもそもの前提から考える」、この辺りは普遍的な良さを志向する水瓶座の質です。水瓶座は平等性も志向するので、「何かあったときに個人ではなくシステムの責任と改善点を考える」「使用を一律に禁止」など、システム全体に作用する対処法とも親和性が高いように思います。ただ、問題をシステム単位での規制で解決するとなると、どうしても個人の自由の侵害と全体主義への傾きが懸念されますね。今後も、個人の自由の担保とトラブルからの保護、この2つのバランスをどう取るか、繊細な見極めが必要になる話題が出てくるのだろうなと思います。

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西洋占星術の鑑定を承っております。

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